重症筋無力症(MG)について
MGの主な症状
MGは、筋力低下や易疲労性[いひろうせい(疲れやすさ)]を特徴とする病気です1)。症状が眼のみにみられる場合は眼筋型MG、全身にも症状が及ぶ場合は全身型MGに分類されますが、眼瞼下垂(がんけんかすい)や複視(ふくし)などの眼の症状は、眼筋型・全身型を問わずあらわれやすい症状です1)。全身型MGでは、嚥下(えんげ)がうまくできなくなる場合や、四肢の筋力低下がおこる場合があります1、2)。
MGの症状は、筋肉を使い続けると悪化し、休息により軽くなります。朝は元気でも、夕方になると疲れやすくなる(日内変動)ほか、日によって症状の程度が違う(日差変動)こともあります。また、症状が急に悪化し、呼吸に関わる筋肉が弱くなることで、呼吸困難(クリーゼ)になることもあります1、3)。

- 1)より作成
- 1)
難病情報センターホームページ(2026年9月現在)から引用
難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/
- 2)
Murai H, et al.: J Neurol Sci. 2011; 305(1-2): 97-102.
- 3)
重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン作成委員会 編.
重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022. 南江堂. 2022. p.14-5、111-3
